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登り窯の道具について


サヤ鉢は焼成時に牧が当たっての破損、釉薬の表面に砂や灰の付着を防ぐ役目を果たします。

立ち並ぶのは全て材料屋さんで購入したものです、陶芸を始めたころから全てこの鉢を使ってきました。


こちらは昔使っていた鉢です。

色々な大きさや形がありますが、全て祖父や父の手作りです。

父が申すには水平をとるのが難しく、焼成中に何度も倒れたことがあり鉄棒で突き崩してから薪をくべたそうです。

手前右は湯吞みが1個入るくらいで左は皿1枚、楕円の分は何を入れたのか?奥は茶碗のだと思います。



これは沢山ある購入したサヤ鉢と同じくらいの大きさのものです、内面の底は熱だれで凹み

詰めるのに苦労したでしょう。

現代のサヤには湯吞みなら8個くらい入りますが、これだと6個くらいが精一杯です。

焼成する点数もかなり少なかったと思われます。


これは棚を組んでいた棚板でしょうか、かなり歪んでしまっています。

 
 
 

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因久山焼窯元
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